カンテ・ホンドに歌われる胸の引き裂かれる思いと痛み。セビジャーナスとルンバに表現される喜びと幸せ。フラメンコとはこうしたすべて、そしてそれ以上のもの。常に必要なのは情熱と激しさ。情熱と激しさがあれば、その表現性は誰にでも伝わります。どこから来たのかは関係なく、言葉がわかろうとわかるまいと。この芸術を通して、感情がほとばしるのです。バイラオーラ(踊り手)のサパテアード(足の踏み鳴らし)や、カンタオール(歌手)のケヒオ(嘆きの声)には、誰もが心を揺さぶられます。
マドリードはフラメンコの都です。このように断言できるのは、フラメンコの世界で成功を収めたいと望むなら、来るべき場所はマドリードだからです。市内の劇場での大規模なショー、タブラオやホールで行われるカンテやバイレの小規模なリサイタル。マドリードではいつでもフラメンコが鑑賞できます。マドリードはフラメンコを世界中に届けるレコード業界の活動拠点であり、様々な国を巡って観客に感激をもたらすアーティストたちの出発点でもあります。
19世紀、歌や踊りを見せる居酒屋「カフェ・カンタンテ(歌のカフェ)」の増加とともに、マドリードのフラメンコ芸術は最盛期を迎えました。現在でもこの習慣は続いており、素晴らしい食事やドリンクと共に、毎晩純粋なフラメンコが楽しめるタブラオやバルがあります。
カンテ、ギター、バイレのトップアーティストたちが舞台に立ち、フラメンコの聖地とされる有名タブラオ。10月1日、レストランTablaoとガストロノミーレストランが再開。
有名なCafé de Chinitasが長年あった場所に位置する新しいタブラオが、マドリード中心部で最高のフラメンコとスペイン料理を提供。
アルカラ門とレティーロ公園の近くに位置する、フラメンコとガストロノミーの新たな場所。
マラサーニャ地区でTeatro Alfilと拠点を共有する世界初のフラメンコ劇場。
ラス・レトラス地区中心部に位置する伝説的なVilla Rosaは、世界屈指の老舗タブラオ。2年間の休業後に名称を変更し、ダンサーのアントニオ・カナレスによって再開。
1年のうち364日にわたり、フラメンコショーとスペイン料理のディナーを楽しめる老舗フラメンコタブラオ。
創作料理と最高のフラメンコが楽しめるマドリードの有名タブラオ。
スペイン広場で、フラメンコのあらゆる曲種と最高のスペイン料理が楽しめるフラメンコタブラオ。
フラメンコファンが集うマドリード・リオ地区のタブラオ
プリンシペ・ピオ駅のすぐ近く、情熱と激しさに満ちあふれるショーが楽しめるフラメンコタブラオ。
マドリード中心部の小さな舞台で、純粋なフラメンコを満喫。
随一のフラメンコとスペイン全土の郷土料理。
プエルタ・デル・ソルに近いこのタブラオは、最高のフラメンコを卓越したマドリード料理とともに提供。
スペインの伝統料理も提供される、純粋なフラメンコのライブショーが楽しめるフラメンコタブラオ兼ダンスホール。